地域包括支援センターとは?
地域の住民を包括的に支援することを目的に、住民の健康の保持と生活の安定のために必要な援助を行う施設です。設置主体は市区町村で、地域ごとに担当となる地域包括支援センターがあります。その数は、全国の中学校と同じくらいの数になります。
このセンターで働く人は、保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員などです。
地域包括支援センターを訪ねたいときは?
以下のホームページに、「全国の地域包括支援センターの一覧」があります。ここから、自分が住んでいる地域を担当する地域包括支援センターを探してみましょう。
厚生労働省「地域包括ケアシステム」のページ内にある「全国の地域包括支援センターの一覧」
↑なお、リンク先が「高齢者等の異変等に気付いた際の区市町村連絡先」として地域包括支援センターを紹介している場合がありますが、地域包括支援センターを利用できる対象者は高齢者のみではありませんので、必要に応じて訪ねてみてください。
「地域包括支援センター」は、そのほとんどが「地域包括支援センター」という名前になっていますが、地域によっては違う名称を使っているところもありますのでご注意ください。
たとえば、鹿児島県鹿児島市は「長寿あんしん相談センター」、愛知県名古屋市は「いきいき支援センター」、神奈川県平塚市は「平塚市高齢者よろず相談センター」、東京都世田谷区は「あんしんすこやかセンター」という具合です。
地域包括支援センターに行ってみたけれど……
もしも地域包括支援センターを訪ねてみて、納得できないことや不満が出てきたときは、お住いの市区町村の役所を訪ねてみてください。
地域包括支援センターの責任主体は市区町村です。
市区町村が責任主体となり、地域包括支援センターは市町村が設置していたり、市町村の委託を受けた公益法人やNPO法人などが設置していたりします。