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「認知症」について、動画で知り、学びましょう。
認知症診療の第一人者である繁田雅弘医師による「SHIGETAの学校」シリーズの動画を中心にお届けします。

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SHIGETAの学校【中級編】第1回『認知症の人を支える対話①』前編

繁田雅弘(東京慈恵会医科大学教授)
[2020.9.15公開]

認知症について、一緒に考え、学びませんか−

認知症専門医、繁田雅弘による講座の【中級編】第1回です。「認知症の人の心にどう近づくか」をテーマに、30年にわたる診療から得た対話のあり方について語ります。
理解をすることをあきらめない。
家族の力、専門職の力を高める。
これを聞くと、認知症のある人への関わりが変わります。

第1回「認知症の人を支える対話①」
・自己効力感を支えるということ
・支持的精神療法の理論をもとに
・私が認知症の人との対話で目指していること

SHIGETAハウスプロジェクト:https://shigetahouse.org/

特別企画『“withコロナ時代”の新しい地域包括ケア〜リスクと変化に正しく向き合おう〜』後編

遠矢純一郎さん × 繁田雅弘
[2020.9.1公開]

不安とうまくつきあいながらの日常が始まりました。
「外出自粛」の間、在宅の認知症のある人、高齢者は、どんな時間を過ごしていたでしょうか。
様々な影響が、これからどんなかたちとなって現れ、私たちはそれにどう向き合っていかなくてはならないでしょうか。
東京、世田谷区で訪問診療や在宅での暮らしを支える活動を続けてきた遠矢純一郎医師。
最前線で活動する医師の立場から、コロナ時代の地域包括ケアのあり方について語りました。
後編は、繁田医師との対談、そして参加者からの質問から、コロナ禍で目指す地域包括ケアについて対話を深めました。

特別企画『“withコロナ時代”の新しい地域包括ケア〜リスクと変化に正しく向き合おう〜』前編

遠矢純一郎さん × 繁田雅弘
[2020.8.17公開]

不安とうまくつきあいながらの日常が始まりました。
「外出自粛」の間、在宅の認知症のある人、高齢者は、どんな時間を過ごしていたでしょうか。
感染が心配で自宅にいる間、調子が悪くても受診を避けていたかもしれません。
サービスが減ることで生活への大きな支障が生じているかもしれません。
リスクを恐れるあまり、医療や福祉に対する見方そのものが変わってしまったかもしれません。
その影響が、これからどんなかたちとなって現れ、私たちはそれにどう向き合っていかなくてはならないでしょうか。
東京、世田谷区で訪問診療や在宅での暮らしを支える活動を続けてきた遠矢純一郎医師。
遠矢医師は、新型コロナウイルスがもたらす「こころの感染症」に警鐘をならし、誰もがなりうるからこそ、偏見や差別ではなく、「安心して感染を言える社会」がカギとなると言います。
最前線で活動する医師の立場から、コロナ時代の地域包括ケアのあり方について語りました。

特別企画『あなたは認知症ではない「若年性」診断から10年目の告知』後編

竹内裕さん × 繁田雅弘
[2020.8.2公開]

「若年性認知症」と59歳のときに診断を受け、10年後の昨年、「認知症ではない」と告知を受けた竹内裕さん。繁田雅弘医師との対話を通じて、診断だけがすべてではなく、どう暮らしていくのか、その後の人生をどう設計していくのか、が大事だと語りました。
後編では、参加者との対話を通じて、竹内さんがこの10年をどう受け止めているのか、そして、繁田医師が診断が不確実だからこそ「診断に誠実」でなければならないと語る真意が明かされます。
これまであまり触れられてこなかった「認知症の診断の真実」に迫っていきます。たくさんの人に考えて欲しいテーマです。

特別企画『あなたは認知症ではない「若年性」診断から10年目の告知』前編

竹内裕さん × 繁田雅弘
[2020.7.15公開]

認知症という言葉が広く知られるようになり、以前よりずっと身近に感じられるようになりました。
早期発見が大事と言われて、早期に診断される人が増えました。
でも、認知症の診断というのは、とても不確かな面があり、しっかり経過をみて行われる必要があるものです。
また、診断だけがすべてではなく、どう暮らしていくのか、その後の人生をどう設計していくのか、が大事だという指摘もあります。
今回、「若年性認知症」と59歳のときに診断を受け、10年後の昨年、「認知症ではない」と告知を受けた竹内裕さんをゲストにお話を伺いました。
竹内さんは、この10年、自身の認知症を受け止め、その体験を多くの人に語る活動をしてきました。竹内さんに勇気づけられ、人生を前向きに生きられるようになった人もたくさんいます。
その竹内さんが、認知症ではなかったと告げられました。何を思い、そして、認知症の“診断”ということの意味をどう考えているのか。そして、人生にとって大切なことは何か。竹内さんの体験を聞きました。

SHIGETAの学校【基本編】血管性認知症

血管性認知症 そして「安心して認知症になれる社会」
[2020.7.1公開]

アルツハイマー型以外の代表的な認知症について、繁田医師がその特徴・治療・ケアについて語ります。
血管性認知症は、その多くが、脳の血管のつまり脳梗塞によって起こります。小さな血管のつまりがたくさん生じていることから、体が動かなくなるなどの大きな障害がなくても、集中力がない、注意力がなくなる、意欲がわかない、なんとなく調子がおかしい、といった「中途半端な」症状となってあらわれ、これが本人にとって深い葛藤を有むことになると言います。そして、つまる箇所にも個人差があり、症状も様々。脳の中が「まだら」に障害されているのです。血管のつまりを繰り返していることから、症状が変動するのも特徴で、よく「階段状に」進行すると言われるのはそのためなのです。
本人にとってつらいのは、脳の「司令塔」の部分は障害されていないことが多いので、やろうとおもっていることができない、できるはずなのにできない、自分がなさけなくなり、落ち込む、という感覚となること。深い葛藤を抱え込み、動揺して不安定になる人が多いと言います。
当然、ケアの要点は、そこに寄り添うこと。不安やとまどいをどう支えるか。たとえば、アルツハイマー型認知症の人のようにみんなで活動を楽しむというよりも、ひとりひとりの状態や気持ちに焦点をあてた関係をもつこと。あなたのことを心配して力になりたいという気持ちを伝えること。
【基本編】のまとめとして、地域で暮らすために、安心して認知症になれる社会をめざす決意を繁田医師が語りました。
2019年9月~11月、SHIGETAハウスで行われた『SHIGETAの学校 繁田雅弘とともに学ぶ「認知症」基本編』より。

SHIGETAの学校【基本編】前頭側頭型・レビー小体型認知症

前頭側頭型・レビー小体型認知症 診断・治療・そして本人視点のケア
[2020.6.16公開]

アルツハイマー型以外の代表的な認知症について、繁田医師がその特徴・治療・ケアについて語ります。
前頭側頭型認知症は、行動を起こしたり制御したりする前頭葉に変性が生じることにより、意欲が低下したり行動の抑制がきかなくなるということが知られています。しかし、アルツハイマー病のような記憶のしづらさがそれほどなかったり、本人の興味関心やこだわりが強く維持されることがあるため、その人の思いをカタチにするよう注意を払いながら、本人視点のケアが可能になると言います。
また、レビー小体型認知症は、パーキンソン病と同様、レビー小体が脳の特定の部位にたまる疾患で、幻覚がよく知られている症状です。しかしそればかりではなく、自律神経の症状が見られることも多く、起立性低血圧など命の危険があることもあると言います。幻覚には付き合い方があり、必ずしも「悪い」ものではないこと。意識レベルの変動が大きいため、意欲の低下をみて無理に行動を促すのではなく、本人の状態に合わせた暮らし方を模索すべきであること。診察室での経験から、本人の視点からみたケアのあり方について語ります。
2019年9月~11月、SHIGETAハウスで行われた『SHIGETAの学校 繁田雅弘とともに学ぶ「認知症」基本編』より。

『新型コロナ時代の認知症の人の暮らし・治療・そして拘束について』対談編

齋藤正彦(東京都立松沢病院院長)・繁田雅弘
[2020.6.1公開]

精神医療における隔離や身体拘束の撤廃に力を尽くしてきた都立松沢病院院長の斎藤正彦医師と、繁田雅弘医師の対談です。

長年、身体拘束削減に取り組んできた齋藤さんは、まず、関わる医療職の側が、自分たちがどれほど合理的な意思決定ができているのかに立ち返るべきだと言います。自分たちの判断も合理的でないことが多々あるのに、認知症と診断がつくと、少しの不合理もすべておかしい、意思決定能力がない、とされてしまう。
それは、診察の場面でもあると言います。たとえば、薬を飲んでいないのに「薬は飲んだ」とごまかす発言をしたとします。その背景には、本当は薬を飲むことに納得できていないが医師の期待を裏切ってはいけない、関係を壊したくないからごまかして「飲んだ」と言うこともあるでしょう。しかし、認知症と診断された人だと、それが全て「わかっていない」「覚えていない」「認知症だから」と言われてしまう。いわば、専門職の側に“認知症の人として行動することを期待してしまうところがある”というのです。
同様のことは、自分が認知症であるとわかっているか、いわゆる“病識”についても言えると言います。家族と一緒の診察のときに、「全く問題ない」と発言し、家族から「認知症が進んでわからなくなっている」と言われる人がいます。しかし、医師と一対一になると、「最近おかしい」と話すことも多いのです。自分が一番おかしいとおもっているが、自分自身受け入れがたい、また、家族に心配をかけたくない、そんな思いでいるのに、「認知症だからわかっていない」とみなされてしまうのです。
本人が病気ではないと思いたいといった複雑な心理を、「認知症だからわかっていない」と判断してしまう。こうした専門職が陥りがちな落とし穴にはまらないために、齋藤さんは、診察室を出て患者さんの隣で時間を過ごせ、といいます。たとえば、自分の指示で身体拘束を決断した人がいたとすれば、そんな人こそ、となりに座って時間を過ごすのです。その不安や怒りを聞き、自分がどれだけ動揺するか、その自分の心をモニターすることが大切だと言います。
新型コロナウイルスの感染拡大で、認知症の人への行動制限の恐れが高まっているいまだからこそ。斎藤正彦医師と繁田雅弘医師が警鐘を鳴らしました。

緊急企画『新型コロナ時代の認知症の人の暮らし・治療・そして拘束について』

齋藤正彦(東京都立松沢病院院長)・繁田雅弘
[2020.5.15公開]

いま、認知症の人をめぐる医療の現場では何が起こっているのでしょうか?
昨年創立140周年を迎えた東京都立松沢病院は、長く日本の精神科医療の中心的な役割を担ってきました。病院長を務める齋藤正彦医師は、精神医療における隔離や身体拘束の撤廃に力をつくしてきました。
新型コロナウイルスの感染流行を受けて、いま、精神科医療の現場で認知症の人に何が起こっているのか。そして、「コロナ後」に現場はどう変わっていくのか。齋藤正彦医師が歴史、いま、そしてこれからを語りました。

齋藤さんが院長として赴任した当初、病棟での拘束・隔離が当たり前のように行われていました。「縛られている人が何を思っているのか医師や看護師が知らなくてはならない」齋藤さんはまず感じたと言います。そして「診察室・ナースステーションを出て、椅子に座って患者さんと語り合う」ことを医師や看護師に呼びかけました。また、家族に積極的に病棟に入ってきてもらい、自分たちの仕事をしっかりみてもらうことを実践しました。齋藤さんは「不安な人ほど縛りたがる」と言います。外の目が入ることで自分の仕事に自信がもてるようになり、意識が変わっていきました。いま、拘束・隔離は8割以上減少しました。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、マスクをつけさせる、病室にいてもらう、など様々な理由をもって、拘束・隔離へ流れていく可能性は強くなっています。齋藤さんは、そんなときこそ、「われわれは常に人権を侵害しているという意識を持つべきだ」と語ります。認知症の人は生きる主体であって治療される客体ではない。拘束・隔離するのであればその人にとって十分なベネフィットがあるのか、常に患者さん目線で考える視点が大切になってくると語ります。これからのあるべき認知症に関わる医療のあり方について、繁田雅弘医師(東京慈恵会医科大学教授)が聞きました。

特別編 認知症を生きる 長谷川和夫

長谷川和夫 繁田雅弘 対談
[2020.5.1公開]

2017年に自らの認知症を公表した長谷川和夫医師。その生涯にわたって認知症医療の最前線にあったトップランナーです。東京慈恵会医科大学精神医学講座教授を務める繁田雅弘医師は、長谷川さんの時を隔てた後輩にあたります。
長谷川さんは「認知症になって僕の研究は完成する」と語っていました。「確かさが失われる」と表現する認知症である自分を、少し離れて客観的に観察する自分の存在も感じているという長谷川さん。認知症の専門医が認知症を体験するとは、どんなことなのか。
繁田医師は、認知症と生きることになったとき自分が自分であり続けるということの意味を、長谷川先生との対話からよみといていきます。
年の差は30、それぞれの時代を認知症医療の第一人者として生きてきて、いま、当事者と医師という立場で向き合う2人の対話です。
2020年1月26日に行われた対話の模様を、写真と音声でお伝えします。

SHIGETAの学校【基本編】行動心理症状

認知症の“行動心理症状”をどう考えるか?
[2020.4.15公開]

いわゆる認知症のBPSD(行動心理症状)。これをどのようにとらえるかで、認知症への見方は大きく変わります。繁田雅弘医師は、まず、行動と心理症状と分けてとらえるのはやめようと呼びかけます。全ての人に不安や焦りなどの心理症状はあり、それが行動に表れるかどうかの違いがあるだけだと言います。
さらに、診断技術が格段に改善した今では、記憶障害が現れるずっと前に、抑うつや不安などの症状が現れることがむしろ当たり前になりつつあると言うのです。
そして、医療にできることは、まず薬ありきではなく、その症状に対してそもそも薬を使うことが適切なのか、一からとらえ直すことであり、多くの介護施設において、薬の量とケアの質は反比例すると語ります。
2019年9月~11月、SHIGETAハウスで行われた『SHIGETAの学校 繁田雅弘とともに学ぶ「認知症」基本編』より。

SHIGETAの学校【基本編】告知

認知症の告知を本人にとってベストなものにするためには
[2020.4.1公開]

自分の病気が、どのような病気であり、治療法や予後を知り、将来、どのように生きていきたいかということを自己決定していくことは、どんな人であっても尊重されるべきです。その上でも、杓子定規に診断告知をすればよいというものではありません。告知を、告知された本人にとってプラスとするための工夫について、繁田雅弘が語ります。
2019年9月~11月、SHIGETAハウスで行われた『SHIGETAの学校 繁田雅弘とともに学ぶ「認知症」基本編』より。

SHIGETAの学校 特別編

最後の食事について
[2020.3.20公開]

認知症の人の最後に寄り添うケアの専門職。ときには、その人の「最後の食事」を提供するという場面もあります。そんなとき、「本当にこれでよかったのか」「自己満足ではないのか」という疑問・葛藤が生まれることがあります。そんな現場からの声に、繁田医師は「その気持ちこそが自己満足ではなかった証」だと答えます。

SHIGETAの学校 特別編

私が認知症の人と関わり続ける理由
[2020.3.10公開]

認知症診療の第一人者である繁田雅弘医師が語る、2つの心構え。
「よく生きる」人生をまっとうするために。医師ができること。

SHIGETAの学校【基本編】診断と治療PART6

認知症の治療と薬、正しい理解と心構えについて。
[2020.3.1公開]

2019年9月~11月、SHIGETAハウスで行われた『SHIGETAの学校 繁田雅弘とともに学ぶ「認知症」基本編』より。

SHIGETAの学校【基本編】診断と治療PART5

認知症の進行とMCI【軽度認知障害】を理解する。
[2020.2.20公開]

2019年9月~11月、SHIGETAハウスで行われた『SHIGETAの学校 繁田雅弘とともに学ぶ「認知症」基本編』より。

SHIGETAの学校【基本編】診断と治療PART4

認知症の症状を詳しく解説。[2020.2.10公開]

2019年9月~11月、SHIGETAハウスで行われた『SHIGETAの学校 繁田雅弘とともに学ぶ「認知症」基本編』より。

SHIGETAの学校【基本編】診断と治療PART3

医療現場における認知症の検査と評価[2020.2.1公開]

2019年9月~11月、SHIGETAハウスで行われた『SHIGETAの学校 繁田雅弘とともに学ぶ「認知症」基本編』より。

SHIGETAの学校【基本編】診断と治療PART2

認知症はどのように分類されるのか。

2019年9月~11月、SHIGETAハウスで行われた『SHIGETAの学校 繁田雅弘とともに学ぶ「認知症」基本編』より。

SHIGETAの学校【基本編】診断と治療PART1

医療における認知症の診断はどのようにされているのか。

2019年9月~11月、SHIGETAハウスで行われた『SHIGETAの学校 繁田雅弘とともに学ぶ「認知症」基本編』より。

この動画の主な内容は以下をご覧ください。
「認知症の基礎知識 認知症とは その1」/認知症をもつ人のためのサイト「エイト」

映像ディレクター/平田知弘